歯車とか、回転刃物のような放射状に同じ形状が連続する加工をする場合で、プログラム容量が大きくなりすぎて入らない場合は、下記のようにサブプログラムを任意の角度ずつ回転させてやれば、容量が激減する。要は、1刃分のプログラムだけで済むので。

放射状ワークの例

このような細かい荒加工パスを歯数分Gコードで出力すると、プログラムサイズが大きくなる。

そんな時は、下記のように座標回転を用いて回転コピーすればよい。

(下記のコードを使用していただいてもかまいませんが、衝突事故などが起きた場合は当社は一切責任を持ちません。)

O0000
#5221=#5341
#5222=#5342
#5223=#5343
M1
G17
G91G28Z0
G90G54X0Y0

G91 G17 G68 X0 Y0 R0.(INCREMENTAL +0.)
G65 P651(1)

G91 G17 G68 X0 Y0 R45.(INCREMENTAL +45.)
G65 P651(2)

G91 G17 G68 X0 Y0 R45.(INCREMENTAL +45.)
G65 P651(3)

G91 G17 G68 X0 Y0 R45.(INCREMENTAL +45.)
G65 P651(4)

G91 G17 G68 X0 Y0 R45.(INCREMENTAL +45.)
G65 P651(5)

G91 G17 G68 X0 Y0 R45.(INCREMENTAL +45.)
G65 P651(6)

G91 G17 G68 X0 Y0 R45.(INCREMENTAL +45.)
G65 P651(7)

G91 G17 G68 X0 Y0 R45.(INCREMENTAL +45.)
G65 P651(8)

G69
M09
G91G28Z0.
G91G30X0.Y0.M05
M99
%