下記のセミナーを受けてまいりました。講師は井坂直人氏で、元中学校の体育教師とのことです。荒れた学校を立て直したり、未経験者を全国大会に出場するまで育成したりした実績があるそうです。
http://www.ichinomiya-jc.or.jp/wp/wp-content/uploads/2018/03/180709Catch-the-Dream.pdf それでは、下記に学んだことを徒然となく書いていこうと思います。講義中のメモをもとに作っているのでまとまりの良さや内容の正確性については保証いたしません。私が分かればいいんです。
1メモを取りましょう
エビングハウスの忘却曲線でもわかるように人間の脳はすぐ忘れます。メモを取りましょう。出来る人は酒の席でもメモを取るとのことです。
中学校の部活動の例
井坂氏の指導した中学校の部活動では2時間以上は練習しないそうです。必ず決められた時間で終わるようにしていた、
しかも練習中は具体的に教えない、とのことです。 ではそれにもかかわらずなぜ各種大会で優勝をすることができるのか? それは 考え方を教え、自立した人間力の高い人材を育成するから。
努力=成功ではない
努力=成功ではない。人を育てるにはやり方がある。正しい方向に努力しないと成功しない。
努力の結果は
努力の量と努力の方法で決まる。
特に努力の方法は重要である。 パフォーマンス向上の原則は下記の通り。
- 目的・目標設定
- 勝利意識(自分に負けないこと)
- 成功の習慣を形成する
- 毎日考える(その対象について深く考えること)
- 心技体生活のバランス (生活で差がつく。いかに自立しているか。)
組織が良いか悪いかはムードで分かる
笑顔が多く雰囲気のいいチームはパフォーマンスが良い。恐怖政治が敷かれた笑わない組織はパフォーマンスが半減するという調査結果もあるそう。
成功とは?
- 自分にとって価値のあるものを
- 未来に向かって目標として設定し
- 決められた期限までに達成することこの中で、1行目が最も重要。
そして自分にとって価値があるものの対義語はノルマ。やらされていては成功しない。
目標を紙に書く重要性
ハーバード大学の調査によると、
①84%の学生は、目標を持っていない。
②13%の学生は、目標を持っていたが紙には書いていない。
③3%の学生は目標を持って、それを紙に書いている。
という結果であり ①~③の年収の差は10倍ある。
①:②:③=1:2:10
A型教育とB型教育
A型教育=知識を暗記する教育
B型教育=知識を活用する教育。問題を発見して解決すること。 AもBも大切だが、Bが重要を増している。そのためにも自立した人間力の高い人材となる必要がある。
目標達成の為の奉仕活動は重要
誰でも簡単にできる奉仕活動を誰でもできないくらい続けることが重要らしい。良き習慣をつける訓練といったところだろうか。
例えば、毎日風呂掃除や皿洗いをする、会社のデスクや床をきれいにする、等。
教育とは?
教育とは心のコップを上に向けること。
- 未来を描かせる。ビジョンを持つ。
- 5S活動(整理整頓正装清潔しつけ)で場を清める
- 時間を守る(開始も終了も)
- 礼を正し、互いを認め合う
自立型人間とは
能力IQと人格EQがバランスしていること。とくにEQは重要。
能力が高くて仕事の内容だけ上手くても、人格がダメだとダメ。そのためにもビジョンとか奉仕活動とか重要だよね?
なぜ成功できる人はできるのか
成功することを先に決めているから。
過去→現在→未来ではない。
未来から現在を作る。頭の中で先に勝ってから実際に行動する。→目標設定や計画が重要だということ。 例)オリンピックで金を取るためには、将来オリンピックで金を取るという決断をしていないと無理だよね?起業して株式上場させたい場合も同様。