はじめに

あなたは会社や団体など、組織内でのコミュニケーションでお悩みではないでしょうか。

1.上下関係などを考えずにズバズバモノをいう人がいてこまる

2.表面的な対面ばかり気にして本質的な議論をしようとしない。

3.有能な人間が多数派による精神的、物理的な暴力で排斥されてしまう。

4.奇妙な謎ルールに縛られて組織の効率が悪い、、

など など、、

IQが20違うと会話が通じない?

下記の書籍、高知能者のコミュニケーショントラブルという本では、このようなトラブルの原因の一つとして、IQが20違うとコミュニケーションがどのように通じなくなり、どのように組織に悪影響があるのか、を分析しています。

書いてある内容が的確で、自分の中でぼんやりと描いていた組織におけるコミュニケーショントラブルの原因や仕組みを残酷なほど明確に表現しており、正直衝撃を受けました。

高IQ者から見た一般人をチンパンジーに例える過激な表現

本書では高IQ者から見た一般人をチンパンジーに例え、通常の人が高知能者の意図を気付くことができない原理、高知能者が陥りやすいコミュニケーションの失敗の仕組み、そして高知能者がなぜ生きにくいのか、等が詳細に書かれています。
人をチンパンジーに例えて話を展開していく表現はかなり過激ではありますが、書いてある内容は現実の様々な組織におこる問題点を的確に表現していると感じました。

実際に私の所属したことのある組織で起こったコミュニケーションの問題も、それを実際に見てきたかのように完全に再現されており驚きです。

まとめ。高知能者にも普通の人にも役に立つ。

本書は高知能者にとっては、世の中の普通の人のロジックを知り、生きやすくなるために役立ち、そして普通の人にとっては、高知能者を排斥せず、能力を最大限組織に生かすための一助となるため、オススメだと思います。