向井産業合同会社様に、主軸スピンドルのテーパー部を研削していただきました

皆様は、マシニングセンタの主軸の振れにお困りではないでしょうか?

HAAS DT-1(BT30)の主軸精度改善事例をご紹介します。

300mm先端での主軸振れ
施工前:約90μm
施工後:8μm
約91%改善

弊社で使用しているHAAS DT-1(BT30仕様)において、長年の使用による主軸スピンドルテーパー部の摩耗により工具振れが大きくなっていました。

そこで向井産業合同会社様(https://shuriken-jp.com/#hl01)に現地研削施工を依頼したところ、主軸精度が大きく改善しました。

新品主軸への交換ではなく、テーパー部を再研削することによって、比較的低コスト(主軸交換の1/5~1/10程度か?)で主軸精度を回復することができました。

今回のポイント

主軸交換を行うことなく、主軸先端振れを90μmから8μmまで改善できました。

施工前後の測定結果
項目 施工前 施工後
主軸振れ(口元) 10μm 5μm
主軸振れ(先端) 90μm 8μm
テーパー当たり 80% 80%
ゲージライン入り量 250μm 350μm
テーパー片肉加工量 14μm
施工報告書

作業完了後、このような報告書を頂けます。

主軸テーパー研削サービスについて

向井産業合同会社さまでは、工作機械に主軸を搭載したままテーパー部を高精度に研削するサービスを提供されています。

施工内容の詳細は下記ページをご参照ください。


主軸修理サービス(外部リンク)

施工時に必要だった設備
  • 三相交流200V電源
  • 約100kgの装置を吊り上げられる設備
  • チェーンブロックまたはクレーン等の揚重設備

お問い合わせ・お見積り

施工価格は機種や主軸状態によって異なります。

弊社では新品主軸交換よりも大幅に(主軸交換の1/5~1/10程度か?)低コストで修理することができました。


お見積りはこちら(外部リンク)

まとめ

HAAS DT-1 BT30主軸では、300mm先端換算で約90μmあった振れが8μmまで改善しました。

主軸交換を検討する前に、テーパー部再研削という選択肢を一度検討してみる価値があると感じています。